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miscellaneous notes (雑記帳)

miscellaneous notes (雑記帳)

Gecko:豹紋蜥蜴擬


2005年5月6日に家族の一員となったヒョウモントカゲモドキのページです。

2005-05-09 22:21:21

名前は・・・まだ無い(チョロロになりそう)。

Birth Day:2005.1 , USCB
Sex:♀


映画 ”ハリー・ポッター” シリーズの影響で「梟を飼いたい」という方が増えたと聞くことがあります。私はというと、既にその映画を知る前から梟というか、猛禽類を飼いたいと思ってましたのでそれはいいのですが、むしろ一作目で登場したドラゴンが気になりました。

といっても、現実にドラゴンなんていませんので(いたらいたで困るし・・・)、爬虫類へ興味がいきました。
果たして、ドラゴンが爬虫類かどうかは置いとくとして・・・。

爬虫類も飼うにはそれなりの知識が必要です。当然、「見た目がドラゴンの様」という大前提があるので、イグアナ、トガゲ、ヤモリなんかどうかな~っと・・・。

そういえば、ドラゴンって日本語で表すと「竜」と「龍」の二通りありますが、前者のほうがその形態を表していて、正しいというか起源としては合っているそうです。

まぁ、それは置いといて。

実際に爬虫類が飼えるかどうかは、個体の入手が出来て、飼育環境が用意できて、餌の供給が可能であれば良いのです。もちろんペットとして愛せて、家族の理解を得るのが第一ハードルですね。

個体の入手:
最近のペットショップはすごいです。品揃えが!爬虫類飼育セットなんてのも種類ごとに用意されてたりします。良心的なお店は数ある良品の中から、経験と実績から選択したモノをセットとしてあります。安心感はありますが、あーでもないこーでもないと薀蓄を蓄積するのが楽しみの私にとってはイマイチはあります。
かつて見たことのある極悪飼育セットは「カクレクマノミ飼育セット」ですね。某映画の影響を受けてどっかのメーカーが作ったのでしょうが、あれじゃー二週間生存したらいいとこでしょう・・・。

飼育環境:
専用のケージもありますが熱帯魚用水槽でもOKっす。小さい個体はプラケでもOK。温度・湿度計、床砂、シェルターなど、代品や自作も可能。夜行性爬虫類には紫外線灯は必要ありません。

餌:
各種ワーム、蟋蟀、マウス&ラット。既にウチの梟用に扱い慣れてますので問題なし。人工餌も用意されていますが、生餌じゃないと食べない個体も多いので要注意。



で、何を飼うか・・・。
始めはドラゴンに近いものを考えていたのですが、人馴れや繁殖、仕草の可愛らしさから、”ヒョウモントカゲモドキ(レオパード・ゲッコウ)”に的を絞りました。気になる方はWebで検索してみてください。”レオパ”という語で相当数引っかかります。

そして、月日は流れとうとうレオパを家族に迎えることとなりました。
生後約半年の♀、USCBです。カラーパターンはタンジェリンで尻尾にはオレンジがかなりはいっている人懐こい個体です。手に乗せていると、肩までノソノソと上ってきて、そこで寝てしまいます。か~い~。







そうそう、中二の頃、学校の朝の自習テストでこんな問題を作りました。
問:次の空欄に当てはまる語を埋めよ。
  (   )とか(   )を(    )や(    )に
   入れると(    )を発して溶ける

正解:
  ( 鉄 )とか( 銅 )を( 塩酸 )や( 硫酸 )に
   入れると( 水素 )を発して溶ける




   ↓




誤り:良い子は絶対にまねをしないでください
  ( エリマキ )とか( げ )を( 塩酸 )や( 硫酸 )に
   入れると( 奇声 )を発して溶ける




和名 : ヒョウモントカゲモドキ
英名 : Leopard Gecko
学名 : Eublepharis macularius


英名をleopardo gekco(レオパード ゲッコウ)と言います。gekco=ヤモリですので、豹柄のヤモリってことですね、きっと。
学名はラテン語でEublepharis maculariusと言います。読み方はよく分かりませんが、どうやら瞼があってまだら模様のヤモリという意味らしいです。
大抵 レオパ と略されて呼ばれています。

初心者向きの爬虫類、もっとも飼いやすい爬虫類などなど・・・大変飼育しやすい地上性ヤモリの仲間として様々な情報がネット上で閲覧可能です。
わりととっつきやすいイメージを持ってしまいがちですが、ちょっと待ってくださいね。いろんなHPでも紹介され、情報量も豊富であり、最近は大型のペットショップで低価格で購入できますが、安易に飼おうと思わないでくださいね。初心者向き、飼いやすいと評しているのはいろんな爬虫類の飼育を経験している方の言葉です。何と比較してそう評しているのかを考えてみてくださいね。
命あるものを値段で決めるのも、飼いやすいという評判で決めてしまうのも本人の問題でしょうが、5年から10年は生きる可能性のある生物です。よ~く、考えて ペット消費国のペット消費者 にならないでください。

インド北西部からパキスタン、アフガニスタンからイランに分布し、夜行性で昆虫が主食とされています。野生種(ワイルド個体)は豹柄が全身に現れ、くすんだ色をしているそうですが、飼育下ある個体は改良を加えられ、様々なパターンを呈します。脱皮を繰り返してゆく過程で多少変化してゆくので、そこが楽しみでもあり人気の所以でもあるのでしょう。

日本のヤモリのように指に指下薄板(吸盤のようなもの)がありませんので壁にのぼったり、へばりついたりはできません。
目には他のヤモリと異なり瞼(マブタ)が有ります。目を閉じて眠り、たまにウィンクしてたりまします。日中は岩陰に隠れて、夜間に活動する夜行性の生物です。アダルト(成体)で25センチ前後まで大きくなります。

飼育環境:
一匹飼いなら20cm程度のプラケースで充分です。夜行性な為、飼育下で紫外線灯を必要としません。
気をつけねばならないのは、温度と湿度です。温度は25℃~30℃。夏でも35℃までは大丈夫のようです。湿度もある程度必要で、不足すると脱皮不全を起こし指先が欠損してしまうこともあるそうです。陶器のウエットシェルターがショップで入手できます。これは二段になっており、上部に水を入れ湿度を保てるようになってい、下段はレオパの隠れ場となります。

餌:
基本的に生餌を与え、コオロギ、ミルワーム、ジャンボミルワームが主食になり、産前産後の栄養補給にはピンクマウスを与えます。不足しがちなカルシウムやビタミンはショップで売られているサプリメントを餌に塗し、与えます。

その他:
慣れた個体は手に乗せることが可能です。もちろん、慣れてない固体は逃げ回ります。
様々なカラーの個体が出回っています。黄色やオレンジの濃い個体や黒色の減少した個体、模様がほとんど無い個体や黒色が無い個体などがよく目に付きます。



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